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ランニングが心と体の健康に与える影響

ランニングは有酸素運動の中でも比較的取り組みやすい運動ですが、ランニングが心や体に与える影響や効果は意外にもとても大きいのです。


ランニングの効果として代表的であり、よく知られているものが脂肪燃焼効果です。

ランニングのような有酸素運動は、主に脂肪をエネルギー源として燃焼させる運動なので、筋力トレーニングのような糖を主なエネルギー源とする無酸素運動に比べて脂肪が燃焼される割合が高く、ダイエットに適しています。


ランニングには脂肪燃焼効果以外に、心や体の様々な不調を改善する効果も期待できます。

ランニングのような有酸素運動を行うと心拍数が上がるため、心臓の働きが増して血液の循環がよくなります。
女性に多い冷えや肩こりなどの不調のほとんどは、血液循環の悪化からくるものなので、ランニングなどの有酸素運動により決行が促進されれば、体の不調を改善するのに多いに役立ちます。

ランニングはさらに、脳を活性化させる効果もあるため、ストレス解消やうつ症状の緩和にもプラスの作用を及ぼすのです。

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ランニングの脂肪燃焼効果新常識

ランニングなどの有酸素運動で脂肪を燃やすためには、ランニングを長時間続ける必要があると思っている人が多いはずです。

しかしここ最近では、例えば30分続けてランニングをするよりも、「10分ランニング+10分休憩」を3回繰り返すように、ランニングの途中でこまめに休憩を挟んだほうが脂肪燃焼効果が高いことがわかっています。

なぜかというと、体内の脂肪燃焼モードは休憩中でも続いているため、ランニングの途中でこまめに休憩をはさんであげたほうが、トータルで脂肪の燃焼する時間が長く取れるからです。

同じ距離をランニングしたとして、30分連続でランニングした場合は脂肪の燃焼する時間は30分ですが、「10分ランニング」→「10分休憩」→「10分ランニング」→「10分休憩」→「10分ランニング」といった具合にすれば、脂肪の燃焼する時間はなんと50分にもなるというわけです。

ただ、ランニングの途中に長時間休んでしまうと、脂肪燃焼モードでなくなってしまうので、休憩は10分~15分くらいを目安にしましょう。

ランニングと水分代謝・血液循環

体内の水分は常に、血液、リンパ管、細胞内外を行き来して最終的に汗や尿として排泄されます。

ランニングを日常的に行うことで、筋肉が伸び縮みする刺激によって、筋肉の近くを通る血液とリンパ液との間で水分の受け渡しがより頻繁に行われます。

その結果、ランニングを日常的に行うと、ランニングを行っていないときに比べ、体の水分代謝がよりスムーズになり、むくみなどの解消に役立つというわけです。


また、ランニングなどの有酸素運動では、多量の酸素を体内の臓器に供給するため、心臓が心拍数を上げて活発に働きます。

心臓は血液を送り出す臓器なので、ランニングなどの有酸素運動をすることで自然と血液循環がアップします。

さらに、ランニングをすると筋肉の収縮作用によって、手足などの末端に滞った血液が心臓へ戻りやすくなるというメリットもあるのです。

ちなみにハードなランニング中は、安静時に比べて約10倍も血流量が増すといわれているほどです。

ランニングと活性酸素・脳内物質

老化の原因のひとつである活性酸素は、体内で作られるSODという酵素によって解毒されます。

ランニングなどの適度な有酸素運動で少量の活性酸素が出ると、その一方でSODという活性酸素を解毒する酵素がたくさん作られてその活性が高まるため、ランニングなどの適度な有酸素運動を行うことで、老化の原因になる活性酸素を解毒する効果がより高まるというわけです。

しかし、自分の運動レベルを超えた強すぎる運動では、大量の活性酸素が出てしまうためSODの働きが追いつかなくなり、体にダメージを与えてしまうこともあります。
そういう意味でもまずはランニングなどの軽めの運動からはじめるのがいいでしょう。


また、ランニングなどのリズミカルな運動を行うと、セロトニン神経という神経細胞の働きが活発になります。

この神経細胞が活性化することで、脳内により多く分泌されるのがセロトニンという物質で、セロトニンには怒りや喜びといった感情をコントロールして精神を安定させる働きがあるため、ランニングなどの有酸素運動を行うと、頭がさえて気分がスッキリするのです。

ランニングと自律神経・ホルモン効果

ランニングには自律神経のバランスを整える効果もあります。

自律神経とは、呼吸や体温などを調節する神経で、交感神経と副交感神経からなっています。
交感神経と副交感神経は振り子のように揺れながらバランスをとっているのですが、一方へ傾きすぎたり揺れ幅が狭くなるとバランスが乱れ、頭痛や不眠などの不調をもたらします。

ランニングはこれらの神経を正常に働かせる刺激になるため、自律神経のバランスが整うというわけです。


また、ランニングなどの運動で分泌されるホルモンとして今注目されているのが成長ホルモンです。

成長ホルモンは新陳代謝を活発にするだけでなく、体脂肪の分解や免疫力アップにも力を発揮することから、若返りホルモンとも呼ばれています。

主に筋トレなどで分泌されやすいといわれている成長ホルモンですが、30分以上のランニングでも分泌されるので大いに期待ができます。


ランニングによって交感神経が活発になることで、ほかにも体内にアドレナリンというホルモンが分泌されます。
アドレナリンには、筋肉に働きかけてエネルギー消費量を上げたり、体脂肪の分解を促すなど、代謝アップに役立つ働きがあります。

ランニング開始から20分程度でアドレナリンは分泌されるので、ランニングのメニュー作りの目安にするといいでしょう。

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